日本の中小企業「榊原機械」が世界最大のロボット「LW-MONONOFU(モノノフ)」を開発し、ギネス世界記録に認定された。
モノノフの全長は8.5メートル、総重量は7.3トンで1人乗り。人型ロボットで、足の底のローラーを使い歩行する。移動速度は時速0.6キロ。武器のエアーライフルを1丁持ち、弾を8発込めることができる。頭部には青いLED照明の「目」がある。
操縦士はリフトを使い高さ6メートルの胸の部分にあるコックピットに入り、5枚の監視ディスプレイを見ながら操作を行う。下半身と腕が回転し、指も柔軟に活動する。
榊原機械は元は家畜の糞尿堆肥処理機械を作る小さな工場で、従業員数は10人未満だった。開発者の南雲正章氏は2002年より同社で勤務し、ロボットに興味を持っていた。社長の提案を受け同ロボットの開発を開始し、夢を叶えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月16日