中日関係の動向、いかに理解すべきか?=BBC

中日関係の動向、いかに理解すべきか?=BBC。台風は日中関係の新時代を切り拓くという安倍氏の熱意を吹き飛ばさなかったようだ…

タグ:台風 太原 経済 地政学

発信時間:2019-10-17 14:51:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 台風19号「ハギンス」が先週日本に直撃し、深刻な天災となった。日本は災害救助に国を挙げて取り組み、海上自衛隊も相模湾沖で開催を予定していた国際観艦式を中止した。米国やインドなど自衛隊と緊密に連携する各国海軍の艦艇のほか、今年は中国海軍が初参加し世界から注目された。BBCが伝えた。


 国際観艦式が中止となったが、中日両国関係は長年の紆余曲折を経て、新たな発展を迎えたようだ。台風のなか日本を訪れた中国の新型駆逐艦「太原」は、神奈川県の横須賀港を訪問した。中国の軍艦の訪日は10年ぶりで、歓迎された。


 中国の軍艦が訪日する前、日本の安倍晋三首相は参院本会議にて、日中関係の「新時代」を切り拓くと表明した。新中国成立70周年を控え特別に制作したビデオメッセージの冒頭、安倍氏は中国語で挨拶し、中国の国慶節を祝った。台風は日中関係の新時代を切り拓くという安倍氏の熱意を吹き飛ばさなかったようだ。日本政府筋によると、安倍氏は中国が敏感になる、今年の靖国神社の秋季例大祭への参拝を見合わせる方針だ。


 中国の経済力及び軍事力がアジアて急台頭するなか、中国と米国の溝が深まっている。中日間には領海や歴史など多くの問題がある。米国の一部の戦略家は同盟国の日本に対して、手を結び中国に圧力をかけるよう呼びかけている。北東アジアの対立の最前線に立たされる日本には、口にしにくい事情がある。経済的な圧力のほか、地政学の現実的な考えが必要だ。また日本は2020年に東京五輪を開催するが、スポーツ強国の中国を欠かすことができない。


 中国台湾地区もアジア太平洋国際関係の学者から注目されている。台湾メディアは先ほど、安倍氏が台湾の「建国」に祝電を寄せたと報じたが、日本政府はこれを直ちに否定した。学者は、日本の親台派は中国と日本の関係を悪化させようとしていると指摘した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月17日

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