日本の徳仁天皇の即位式 「伝統の重い負担に直面」

日本の徳仁天皇の即位式 「伝統の重い負担に直面」。しかし現代と伝統が重なれば、問題が生じることも避けられない。新天皇の即位行事の中心的な儀式「即位礼正殿の儀」には宗教色があり、憲法が定める政教分離の原則にもとるとする意見もある…

タグ:天皇 即位 象徴 伝統 宗教

発信時間:2019-10-23 11:25:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 令和の時代に入った日本は22日、最もフォーマルな日、すなわち徳仁天皇の即位の日を迎えた。180数カ国・地域の政府高官、王室が参列した。盛大で伝統的で神秘的な儀式を通じ、世界はこの東アジアの現代的で発展した国の知られざる一面を目にした。また日本の天皇制という「世界で現存する最古の皇室制度」が、改めて世論の観察を受けた。徳仁天皇は即位の礼で、世界平和を祈った。各国の指導者および代表者が参列し、日本政府に外交強化のチャンスを提供した。環球網が伝えた。


 中国の王岐山国家副主席が即位式に参列し、日本の友好訪問を行った。中国外交部の華春瑩報道官は22日の記者会見で、「今回の訪問を通じ中日両国のハイレベル交流の流れを維持し、中日関係が健全で正しい軌道上で引き続き前向きに発展するよう推進したい」と述べた。


 「伝統の重い負担」


 即位式により日本の天皇制度がメディアから注目を集めた。英デイリー・テレグラフ紙は「史上最も長寿な皇室」と形容した。日本メディアの報道によると、今回は1990年の明仁天皇の即位に続く、日本の現行憲法下で2回目の即位式となった。


 ハンギョレ新聞は、今回は1990年の式典とは雰囲気が大きく異なったと伝えた。当時は「反天皇制」の旗印を掲げる団体が皇室の施設を攻撃し、神社に火を放ち、日本を混乱に陥れた。日本では現在、正面から天皇制を批判する声はほぼ聞かれなくなった。これは戦後74年がたち、日本社会がすでに保守化しているからだ。また明仁天皇時代に、「天皇は統治者ではなく国の象徴に過ぎない」という「象徴天皇制」の概念が確立されたためでもある。


 しかし現代と伝統が重なれば、問題が生じることも避けられない。共同通信によると、新天皇の即位行事の中心的な儀式「即位礼正殿の儀」には宗教色があり、憲法が定める政教分離の原則にもとるとする意見もある。また天皇が伝統的な服装で玉座から国民の代表を見下ろす姿勢は、憲法が定める「主権は民にあり」という原則と相矛盾するという意見もある。


 AFP通信は22日、日本では君主制に反対する雰囲気がほぼ見られないと報じた。しかし日本政府は今年、象徴的な意義の強い皇室の儀式に資金を提供し、稀に見る物議を醸した。日本政府は儀式に数千万ドルの資金を提供した。しかし批判者は、儀式は実際には神道色の強い宗教儀式であり、これに公的に資金援助すれば、憲法が定める政教分離の原則に違反すると考えている。仏教の僧侶や大学教授を含む300人が昨年より、政府が儀式に資金援助する計画について訴訟を起こしている。


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