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韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が23日に失効する。情報によると、日本の河野太郎防衛相は18日にタイ・バンコクの会議に出席する際に、韓国の鄭景斗国防相と会談する見通しだ。「中央社」が伝えた。
これが実現すれば、日韓国防相の正式な会談は2018年10月ぶりとなる。
GSOMIAが23日に失効するため、日韓双方は同協定の存続について協議すると見られる。
韓国の大統領府・青瓦台の重要人物は8日、日本の貿易規制に変更がなければ、同協定破棄という韓国側の立場に変化はないと強調した。
日本政府は7月より対韓輸出規制を開始し、8月上旬には安全保障上の理由として韓国をホワイト国から除外した。この措置は8月28日0時に正式に発効した。韓国はこれに応じ、8月12日に日本側をホワイト国から除外することを決定し、22日に同協定の破棄を宣言した。
同協定は2016年11月23日に正式に締結された。有効期限は1年で、どちらか一方が反対しなければ自動的に延長される。どちら一方が継続を望まなければ、90日前(8月24日まで)に相手側に同協定の破棄を伝えなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月11日