訪中で日中の絆を強めるー安倍首相書面インタビュー

訪中で日中の絆を強めるー安倍首相書面インタビュー。

タグ:第8回中日韓首脳会議 安倍首相書面インタビュー

発信時間:2019-12-23 10:09:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 第8回中日韓首脳会議が間もなく、中国の成都市で開催される。会議を控え、日本の安倍晋三首相は中国メディアからの書面インタビューに応じ、「日中双方のハイレベル相互訪問及び交流には重要な意義がある。今回の訪問が日中の絆を強めるきっかけになることを願う。来年の習近平国家主席の来日に期待している」と表明し、次のように続けた。「新華社」が伝えた。


 日中は互いに隣国で、悠久な交流の歴史がある。両国は地域及び世界の平和と繁栄に対して重大な責任を担っている。


 日中韓首脳会議において、現在まで幅広い分野で進展を実現した日中韓の協力を総括すると同時に、環境保護、高齢化社会、人員交流などの共同の課題における3カ国の協力をいかに促進するかを議論できればと思う。3カ国間には隣国間に特有のさまざまな課題が存在している。まさにそのためこの機会を利用し率直に議論し、徐々に進展を促し発展の基礎を固めるべきだ。


 日中両国の国交正常化以降、政府及び民間・地方・企業などの各レベルで友好協力が絶えず掘り下げられた。国際社会は現在、大きな変化と不安定要素に直面している。世界2・3位の経済大国である中国と日本の協力展開により、大きな力を形成できるはずだ。日本側は中国側と共に、世界貿易機関(WTO)の枠組み内のデジタル経済新ルールの策定を推進していきたい。


 安倍氏はまた、中日両国の第3国市場における協力の進展について、次のように紹介した。双方は昨年、部門を跨ぐ官民連携の「日中民間ビジネスの第三国展開推進に関する委員会」を共同設立し、また「日中第三国市場協力フォーラム」を開催することで一致した。この協力の実行には進展があり、両国も民間企業などの間で52件の協力覚書が署名された。


 安倍氏は活況を呈する中日人文交流の現状について、次のように述べた。民間交流は両国関係を支える基礎だ。私は昨年訪中した際に、李克強総理と共に今年を「日中青少年交流推進年」とし、今後5年内に3万人規模の青少年交流を実現することで合意した。現在まで230以上の活動が「日中青少年交流推進年」の中に盛り込まれ、日中の計27万人以上が参加している。東京では来年の夏に五輪及びパラリンピックが開催される。北京は2022年に冬季五輪・パラリンピックを開催する。来年は「日中文化スポーツ交流推進年」でもある。この機会を利用し、両国の民間交流がさらに発展することに期待する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月23日

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