日本で20日、第201通常国会が召集された。安倍晋三首相は衆議院本会議で施政方針演説を行った。
安倍氏は演説の中で改憲問題に触れ、「国家形態の大改革」を絶えず推進すると述べ、国会議員に改憲の具体案の提出を呼びかけた。
安倍氏は、今年は日米安保条約締結60周年であり、「日本は引き続き日米同盟の抑止力の維持を重視する」と述べた。また韓国との関係改善に期待し、ロシアとの領土問題の解決に取り組み、ロシアと平和友好条約を締結する方針を貫くと表明した。
安倍氏はさらに、日中両国は地域及び世界の平和・繁栄を促進する重大な責任を共に担っており、両国首脳の交流を強化し、両国の各分野の交流を掘り下げるべきと述べた。
安倍氏は、AIとビッグデータの応用を中心とする「第四次産業革命」を国家戦略とし、高速・大容量の5G移動通信技術の応用と未来を着眼点とし、イノベーションを続けていくと表明した。
安倍氏は2012年2月に首相再任以来、8年連続で施政方針演説を行った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月21日