日本のアビガン、新型肺炎の「特効薬」か?

日本のアビガン、新型肺炎の「特効薬」か?。SNSでこのほど、日本が新型コロナウイルス肺炎の「特効薬」、アビガンを開発したという情報が伝わった。記者は関連製薬企業を取材し、アビガンの日本における現在の使用状況を調べ、その謎に迫った…

タグ:肺炎 ウイルス 特効薬 薬品

発信時間:2020-02-26 13:41:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 これらの実験の根拠に基づき、また新型コロナウイルスの急速な拡散を鑑み、一部の研究者はファビピラビルの新型コロナウイルス患者の臨床応用を緊急始動した。


 同氏は「ファビピラビルが新型肺炎を効果的に治療することを証明する臨床上の証拠が増えれば、適切なルートを通じより多くの薬を患者に提供する」と述べた。


 海正薬業のファビピラビルの販売が16日、許可された。成人の新型もしくは再発インフルエンザの治療(その他の抗インフルエンザ薬による治療で効果がなかった場合、もしくは効果が優れなかった場合のみ)に使用できる。


 海正薬業は同日、ファビピラビルの「薬品登録許可証」「薬品臨床試験許可証」を取得したと発表した。後者は新型肺炎の研究の試験薬に用いられる。


 つまり海正薬業のファビピラビルの販売許可は、新型もしくは再発インフルエンザの治療を対象とするもので、新型肺炎ではない。その一方で、ファビピラビルは新型肺炎予防・治療の臨床試験が認められた。


 各種薬品が試験リストに


 国家薬品監督管理局の顔江瑛副局長は25日、同局は防疫の需要を満たすため、製品の早期販売を推進すると述べた。感染対策に必要な薬品の登録申請については、製品の安全性と有効性を踏まえた上で、審査・評価・批准を加速するとした。


 同局はこれまで、レムデシビル及びファビピラビルなど5種の新薬による、新型肺炎予防・治療の臨床試験の緊急審査・批准を行っている。


 科学技術部の徐南平副部長は21日午前の記者会見で、大規模試験段階に入った3種の薬品があると述べた。


 (1)ファビピラビル。効果は高いが、専門家はさらなる臨床試験を提案している。


 (2)細胞治療。重症者4人を治療しており、退院済み。


 (3)研究中のレムデシビル。科学技術部は直ちにレムデシビルの体外試験を手配した。それによると、レムデシビルはウイルスに対して高い耐性を示した。武漢市の10軒の病因が現在、大規模な臨床試験に参加している。うち重症者は200人以上、軽症者は30人以上。 


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月26日

 

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