日韓で新型肺炎が深刻化 中国の3省にとって試練

日韓で新型肺炎が深刻化 中国の3省にとって試練。ここ数日、日本と韓国で新型コロナウイルスが蔓延し、世界で「意外」という声が上がっている。韓国は警戒レベルを最高の「深刻」に引き上げ、日本の警報を発令している…

タグ:日韓 新型肺炎

発信時間:2020-02-27 14:26:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ここ数日、日本と韓国で新型コロナウイルスが蔓延し、世界で「意外」という声が上がっている。韓国は警戒レベルを最高の「深刻」に引き上げ、日本の警報を発令している。


 厳しい状況は中国にとって新たな試練である。「外からの進入を防ぎ、内部拡散を防ぐ」ことに努め、国外からの感染症の逆流リスクを防止している。中でも山東、遼寧、吉林などは日韓との往来が頻繁な地域であり、真っ先にダメージを受けると言える。


 26日時点で、山東、遼寧、吉林の3省の感染症流行状況は快方に向かっており、遼寧省は22日に感染症抑制対策のレベルを1級から3級に調整した。吉林省の感染者数は100人以下(93人、25日24時時点)で、山東省はここ数日、新たな感染者0~1人を維持している。


 上述の比較的良好な防疫状況の中で、アップグレード版の「外からの進入防止」の試練に耐えられるかどうかは、中国の歴史的繋がりのある3省にとって新たな試練となる。


 吉林省延辺市、遼寧省大連市、山東省青島市と威海市などは関連マニュアルを作成し、油断していない。まずは、警戒を強める必要がある。アップグレード版の「外からの進入防止」の試練において、中国の少なくとも3省は真っ先にダメージを受ける。次に、助け合う必要がある。海外、特に日韓両国での感染症流行に対し、中国は傍観しているわけにはいかないという姿勢を見せている。


 1カ月以上にわたる感染症抑制の「洗礼」を受けた中国のネットユーザーも、日韓両国を心配している。韓国の大邱市民が大勢でマスクを買うのを目にし、ネットユーザーは「集まってはいけない」と書き込んだ。また、日本は感染症流行状況を顧みずに大型イベントを開催し、微博(ウェイボー)に「気をつけたほうがいい」という書き込むユーザーもたくさんいた。


 中国の感染症流行当初、日韓民間の人情を感じ取ったと言うのであれば、この時、中国のネットユーザーの心配は「一滴の水の恩を涌き出る泉をもって報いる」という古いことばを深く説明している。


 外交部の報道官は25日、本国の感染症抑制に努めると同時に、情報と経験を日韓と共有し、彼らのニーズに基づいてできる限りの支援とサポートをしたいと話した。日韓の感染症流行を目にし、中国は傍観しているわけにはいかない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月27日



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