新型肺炎で休校、日韓の学生がカラオケで大盛り上がり

新型肺炎で休校、日韓の学生がカラオケで大盛り上がり。5日付韓国紙『中央日報』によると、慶尚南道昌宁郡のカラオケ店でこのほど、新型コロナウイルス感染確定者が6人出ているが、うち1人は16歳の青少年。同店の女性経営者は韓国で51人目の感染確定者であることが確認された。韓国の各界は、この店が新たな集団感染源になることを懸念している…

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発信時間:2020-03-06 13:54:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 韓国教育部長官は今月上旬、全国の小中学校の始業をさらに2週間遅らせると宣言し、かつ学習塾・予備校の営業を一時停止するよう提案した。保護者に対しては、子供にネットカフェや塾・予備校など人が密集する場所を避けさせるよう求めた。ところが実際には懸念すべき状況となっている。多くの子供がネットカフェやカラオケなど人が集まる場所に行き、危険な環境にさらされている。「環球時報」が伝えた。


 5日付韓国紙『東亜日報』によると、教育部が全国の塾・予備校の営業を一時停止するよう提案したが、強制性がないため多くの塾・予備校が営業を続けている。例えば光州市南区の多くの塾・予備校が今週、営業を開始している。かつ受講者の9割以上が予定通り授業に参加している。塾・予備校の他に、子供が好むネットカフェやカラオケなど人が密集する公共の場も通常通り営業しており、懸念されている。5日付韓国紙『中央日報』によると、慶尚南道昌宁郡のカラオケ店でこのほど、新型コロナウイルス感染確定者が6人出ているが、うち1人は16歳の青少年。同店の女性経営者は韓国で51人目の感染確定者であることが確認された。韓国の各界は、この店が新たな集団感染源になることを懸念している。報道によると、カラオケは韓国の中学生の間で人気が高いが、密閉空間で風通しが悪く、かつ多くの人が同じマイクを使用するため、集団感染が発生しやすい。


 韓国だけではなく、同じく休校になった日本の学生も遊び始めている。NHKの4日の報道によると、東京の若者の街・原宿の繁華街にはいつものように多くの若者の姿があり、その中には休校になった学生も少なくなかった。中学生たちは「カラオケに行った」「消毒すればそれほど流行らないはずだ」と述べた。原宿だけではない。毎日新聞の記者が3日、渋谷の街頭を取材したところ、同じような考えの学生がいた。ある高校2年生の女子(17)は「休校は急なことで、宿題が与えられなかった。学習用品も学校にある。家でやれることがなく、一日中暇を持て余している。これからさらに1カ月あるのに、どうしろと言うのか」と述べた。あるネットユーザーはSNSで「これは本末転倒だ」「休校に意味はあるのか」とコメントしている。環球時報の調べによると、東京のカラオケ店、ゲームセンター、映画館など多くの娯楽施設は、休校中の学生の入場を規制する対策を講じている。


 ユネスコが4日発表したデータによると、感染拡大を受け13カ国が全国範囲の休校を開始している。2億9000万人以上の学生が影響を受けている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月6日

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