ギリシャ五輪委員会は、ギリシャの聖火を今年の東京五輪(第23回夏季五輪)の大会組織委員会に引き継ぐ式典を非公開で実施すると発表した。ロシア・スプートニクが伝えた。
この式典は19日に、アテネのパナシナイコ競技場で行われる。
ギリシャ五輪委員会は「国家五輪委員会は非公開で行うことを決定済みだ。市民の健康を守り、新型コロナウイルス大流行に対応するためギリシャ政府が制定した規則を遵守することが重要だからだ」と表明した。
消息筋によると、式典では現場で撮影を行うカメラと数人のカメラマンを除き記者を入れない。来賓には東京五輪組織委員会の数人の代表者、数人のギリシャ人が含まれる。
同氏によると、ギリシャのサケラロプル大統領がすでに招待を受けているが、式典に出席するかについては今のところ不明だ。
聖火の採火も12日、無観客で行われたが、記者と約70人の来賓が参加していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月17日