日本の共同通信社によると、トヨタ自動車は7日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、顔を覆う医療用フェースシールド(防護マスク)の生産を開始すると発表した。トヨタおよびグループ傘下会社の従業員が使用する普通のマスクも自社生産でまかない、マスク不足を緩和するという。
報道によると、医療用フェースシールドは5月までに愛知県豊田市の工場で生産を開始し、初期は1週間に500~600枚生産し、医療機関にも提供する。
また、従業員が使用するマスクも5月までに生産を開始し、傘下部品会社のデンソーが請け負う。
そのほか、トヨタは生産中のタクシー車両を感染者の移送に使用することを検討している。運転手の感染を防ぐため、同社は前席と後席の間の遮断装置および車内の空気流動制御システムを採用する方向で進めている。
日本時間8日12時の時点で、日本での新型コロナウイルス感染者は4490人、死者は98人に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月9日