新型コロナウイルス感染症は日本の高等教育にも影響している。学生団体「高等教育無償化プロジェクト」が4月29日に発表した調査結果によると、大学生の2割が親の収入減などを理由に退学を検討している。
1200人を対象に実施した同調査では、退学について「少し考える」は15.5%、「大いに考える」は4.8%で、2人がすでに退学を決めた。「親の会社が倒産しそう」、「借金を抱える必要があるなら退学を考える」が理由である。
また同調査で、大学生の28%が、アルバイト収入が「ゼロになった」と回答。半数の大学生が、家庭経済を支える人の収入が「減った」または「ゼロになった」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月6日