東京オリンピック組織委員会は、2021年に選手村に新型コロナウイルス感染の疑いがある人のための保健所を設置することを検討している。
共同通信社が17日に複数の関係者から得た情報によると、オリンピック組織委員会は、選手村に通常の診療所のほかに専用の保健所を設置し、新型コロナウイルス感染の疑いがある人を受け入れることを検討している。また、独立した新型コロナウイルス検査機関を設置し、感染経路を追跡調査することも考えている。
日本政府、東京都、オリンピック組織委員会は今月下旬のコロナ対策調整会議第4回会議で関連事項を話し合うことになっている。
また、オリンピック組織委員会は専門部署を設置し、運営センター内のコロナ関連情報を集め、五輪期間の感染症対応本部とする。
新型コロナの影響で、今夏開催予定だった東京オリンピックは2021年7月23日開幕に延期され、選手村の運営期間は2日短縮された。記事によると、1万人以上が選手村に入居する見通し。オリンピック組織委員会は今月上旬に首相官邸で開かれた会議で、選手村の食堂やその他の共有施設での感染症対策を話し合った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月20日