外交部(外務省)の19日の定例記者会見で、趙立堅報道官が質問に答えた。
【記者】日本政府が今月27日、福島原発の処理済みの汚染水の海洋放出を決定するとの報道について、中国側としてコメントは。
【趙報道官】日本の福島原発事故は放射性物質の漏洩を引き起こし、すでに海洋環境、食品の安全、人類の健康に計り知れない影響を与えている。日本政府が自国民、周辺諸国及び国際社会に対して強く責任を負う姿勢を堅持して、福島原発のトリチウムを含む水の処理計画がもたらし得る影響を綿密に評価し、自ら進んで、速やかに、厳格で正確、かつ公開性と透明性ある方法で情報を公表し、周辺諸国と十分に協議したうえで、慎重に決定を行うことを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年10月20日