東京都が17日に開いた新型コロナウイルスの状況を分析するモニタリング会議は、医療提供体制に関する警戒度を最も深刻な「逼迫している」に1段階引き上げた。東京都がこの最も深刻な段階に引き上げたのは初めて。日本の共同通信社が17日、伝えた。
東京都では新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、17日の新規感染者数は822人で過去最多となった。同日の会議に出席した専門家は、「新型コロナウイルスの患者用の病床を確保するために通常医療用の病床を転用しており、両立が困難な状況となった。現状が2週間後の31日まで続けば、医療提供体制の深刻な機能不全に陥る」と述べた。
また17日付『北海道新聞』によると、10月に続き「#菅やめろ」が同日、日本のツイッターのトレンドランキングで3位になった。日本の菅義偉首相は今月14日の夜、政府高官を含む7人と焼肉店で会食した。それに先立ち日本政府は国民に対して、会食時の人数を5人以内に制限するよう何度も呼びかけていた。この情報が発覚すると、日本のネットユーザーから広く批判を浴びた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月18日