私が監督したドキュメンタリー「ポストコロナ時代」が今年の1月1日に公開された。ドキュメンタリーのテーマは「流れに逆らい爆発」。私はカメラによって、中国はコロナ禍でなぜ、2020年に世界で唯一プラス成長を実現する主要経済体になると予想されているのかという、外国人の疑問を解消しようとした。新作は中身があり、日本の人々から好評を博するはずと予想していたが、ヤフージャパンのトップページに再び表示されるとは予想外だった。私が撮影した「南京におけるウイルスとの戦いの現場」の第1部と第2部が昨年3、4月に、ヤフージャパンのトップページに表示された。当時の人々は中国の感染症と戦うストーリーを見たがっており、かつ当時の中日関係は非常に良好だった。環球時報が伝えた。
感染症の大流行の当初、中日の国民が相互支援した。両国間の「山川異域、風月同天」という友好は人々を感動させた。この1年で中日関係には一部の変化が生じ、西側メディアの中国関連の報道は時に客観性を欠いた。これらを背景とし、「ポストコロナ時代」が再びヤフージャパンのトップページに表示されたことには、より大きな意義があると思う。
ヤフージャパンには具体的なページビュー数が表示されないが、多くの日本の友人から作品を見たと言われた。彼らの反応は基本的に、中国の良好な防疫状況及び無人化技術の急速な発展に驚くものだった。私は作品の中でマスクを着用しておらず、日本人から「おかしい」と思われた。私が自由に活動し、至る所で撮影できることが羨ましがられた。
日本では私が本作に対する低評価を非表示にしているという声があるが、これについては説明が必要だ。ヤフージャパンが独占公開する動画の下にはコメント欄がなく、それはどの動画であっても同様で、私が設定したわけではない。しかしコメント欄があれば、中国の感染対策が嘘だと疑問視する人が出ることを否定できない。中国を知らず、中国を信じない人が中にはいるからであり、相手にしなければいい。
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防止するため、日本政府は今月7日に一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)を対象に再び緊急事態宣言を出す予定だ。私の実家は千葉で、東京で勤務したことがある。現地に多くの友人がいるため、日本の感染状況を懸念している。中日は国情が異なるが、検温や隔離観察の徹底といった中国の一部の感染対策の経験は日本の参考になる。