日本の中国に対する姿勢、時代と共に更新すべき

日本の中国に対する姿勢、時代と共に更新すべき。このような大きな背景と大きな流れを整理すると、日本の中国に対する姿勢は明晰かつ明瞭にすることが可能であり、これほど複雑である必要はなく、あれこれ考える必要もない…

タグ:日米同盟 軍事 優越感 心理

発信時間:2021-05-13 10:05:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 (三)日本の中国に対する姿勢には終始、欧米勢力から介入してもらおうという目論見がある。明治維新の大きな成功、グローバル化推進の脱亜入欧、外国の助けを借り自国の地位を高める数多くの旨味により、日本は域外勢力の力を借りることを非常に好む。19世紀の日英同盟、20世紀の米日同盟、さらに21世紀の欧米日の協力。冷戦と冷戦後の時代を経て、日本の中国に対する姿勢は域外の力を借りることでいわゆる多くの実益を手にしている。欧米勢力が再びインド太平洋に介入し中国を抑制する願いは現在、絶えず実現されている。日豪が二国間の準軍事同盟を強化し、英仏独の軍事力を積極的にアジアに招き入れ後ろ盾とする。米日印豪による共同のけん制を主導し、ファイブアイズ加入に向け積極的な姿勢を示す。日本は、欧米の力を借りて危険を冒し、中国の現代化を再び妨害しようとする企みを隠せない。


 日本は現段階及び今後、中国に対してどのような姿勢を選ぶべきだろうか。日本はいわゆる優越感やけん制感などの融通がきかない考え方の縛りから脱却し、時局を理解し日増しに強くなる中国の台頭が阻止できない状況を認識し、高い見地から互恵の現実を認識するべきだ。海を隔てて向き合う近隣の中日は、引っ越しできない隣人だ。悠久な歴史を持つ両国には、2000年以上の友好交流がある。平和と発展について、中日は和すれば共に利する。地域一体化の広さを考えると、中日のRCEPなどの協力掘り下げは自国と他国に利する。経済貿易戦略の互恵の深さを考えると、両国の経済的な依存は福祉と民生に利する。人文交流の幅を考えると、文化的な親しみがまだ残されている。このような大きな背景と大きな流れを整理すると、日本の中国に対する姿勢は明晰かつ明瞭にすることが可能であり、これほど複雑である必要はなく、あれこれ考える必要もない。日本政府が経済界及び両国友好を主張する声に従い、相手をけん制し排斥しようとする古く間違った考え方から脱却し、中日で地域一体化と連帯感を共に促進する度量の大きさを示し、東アジア及びアジア太平洋の地域一体化促進で力を発揮することを願う。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月13日

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