中国の孔鉉佑駐日大使がこのほど、中央広播電視総台のオリンピック特別番組によるインタビューに応じた。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
【記者】来年、北京は冬季五輪を開催し、中日も国交正常化50周年を迎える。日本各界は北京冬季五輪をどう見ているか。北京冬季五輪は中日が交流や協力を強化し、両国関係の改善と発展を実現する契機になるか?
【孔大使】日本はアジアで唯一冬季五輪を2回開催した国であり、ウィンタースポーツの普及水準が高く、高い実力を備え、誰もが知る優れた選手が多くいる。多くの選手が早くから北京冬季五輪への準備を始めており、ウィンタースポーツ愛好者を中心に日本社会各界も北京冬季五輪を非常に楽しみにしているように見受けられる。
アジアの隣国である中日が半年の間に冬季五輪と夏季五輪をそれぞれ開催するのは、近代オリンピック史上異例の事だ。中日両国首脳はすでに、相手国の五輪成功を支持し合うことで重要な共通認識に至っている。双方は今年と来年を「中日文化・スポーツ交流推進年」と定めてもいる。双方が北京冬季五輪を契機に、豊富で多彩な文化・スポーツ行事を繰り広げ、人的・文化的結びつきをさらに強め、両国民の相互理解と友好的感情を増進して、来年の国交正常化50周年に向けて共に望ましい雰囲気を醸成することを期待する。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月20日