パラリンピックが24日に東京で開幕するが、東京都で新型コロナウイルスの流行が深刻化している。21日まで4日連続で、東京都の1日の新規感染者数が5000人を超えた。小池百合子都知事は、東京都の新型コロナウイルス流行は「災害」レベルだと述べた。
日本メディアによると、22日、東京パラリンピックの関係者から新たに30人が感染した。組織委員会が今月12日以降に公表したパラリンピック関係者の感染者は131人に達した。
NHKの統計によると、東京都の21日の新規感染者数は5074人で、4日連続で5000人を超えた。うち39歳以下が大多数を占める。東京都の21日のコロナ入院患者と自宅療養者数はいずれも過去最多を更新した。21日までの1週間をみると、東京都の1日平均感染者数は4719人で、1週間前の1.115倍になっている。
小池百合子氏は20日の記者会見で、「東京都の新型コロナウイルス流行は最大の危機を迎え、災害クラスに属する」と述べた。その一方で、東京オリンピックは関係者の協力のもとで安全に開催でき、パラリンピックもオリンピックの経験を生かし、相応の措置で選手の安全を保証すると示した。
東京都の新型コロナウイルス関連の担当者は21日、新型コロナウイルス流行はまだピークに達していないとし、ソーシャルディスタンスを保ち、外出を減らすよう呼びかけた。
NHKの統計によると、日本の21日の新規感染者数は2万5492人で、累計128万3101人、新たな死者は34人で計1万5614人となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月23日