中日両国 >
日本のNHK（電子版）は9日、日米両政府経済版の「2プラス2」の初会合を、来月29日にワシントンで開く案を軸に調整を進めていると伝えた。日米両政府は今年1月、経済分野の議論を進めるため、外務・経済閣僚による新たな協議の枠組み、いわゆる経済版の「2プラス2」を設けることで合意した。日本側は林外務大臣と萩生田経済産業大臣、アメリカ側はブリンケン国務長官とレモンド商務長官が出席する予定だという。
「毎日新聞」の先月の報道によると、岸田文雄首相は5月23日、日米首脳会談後のバイデン米大統領との共同記者会見で、経済版2プラス2の初会合を7月に開催することで合意したと述べた。岸田氏は当時、「経済面での日米の協力を一層拡大、深化させる」と述べた。
NHK（電子版）によると、今回の会合中には、半導体を含めた先端技術の研究開発や気候変動対策、経済安全保障分野での協力の在り方などをめぐり意見が交わされる見通しだ。日本政府は、中国が「覇権主義的」な動きを強めていることを念頭に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、経済面でのアメリカとの連携を一層強化していく考えだという。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年6月10日
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