(三)現地の国情と政策による制限を受ける。日本や欧米などの先進国の鉄道プロジェクト協力の多くが、車両及び技術の供与を中心としている。タイ、インド、ベトナムのような東南アジア諸国の鉄道協力は総請負で、プロジェクトがより大規模かつより長期的で、建設中に問題が生じることは不可避だ。これらの東南アジア及び南アジアの発展途上国は国情が複雑で、政治的な安定性や経済・財政の余裕も不足している。日本のこれらの国に対するインフラ投資は、土地収用や立ち退きの遅れ、資金繰りの悪化、現地政府の低い効率といった外部からの影響を避けられず、プロジェクトが難航している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月14日