日本の交通専門メディア「Merkmal」は、中国が請け負うインドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道を、「これは世界一の鉄道強国である中国が示した絶対的な実力で、日本は追いつけない」と評価した。日本は世界が公認する「鉄道強国」だ。しかし日本の海外における数々の鉄道建設プロジェクトは近年、技術、資金、現地の政策などにより順調に進んでおらず、さらに中国などの「期待の新人」から挑戦を受けている。日本の対外鉄道建設は今後どうなるのだろうか。
中国社会科学院日本研究所総合戦略室の盧昊主任は「環球時報」に対して、日本の海外における高速鉄道プロジェクトが難航していることには、主に次の3つの原因があると述べた。
(一)中国などの新勢力と比べると、「ベテラン」の日本は今や高速鉄道設備の性能面の強みがそれほど顕著ではなくなった。プロジェクト建設とその関連設備のコストが高く、建設後の維持費も高い。これにより競争力が徐々に低下した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月14日