呉江浩駐日大使はこのほど、日本の香川県を訪問し、池田豊人香川県知事と会談した他、日本の少林寺拳法本部を訪れ、四国の華僑や華人と懇談した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
池田知事との会談で呉大使は「中国と日本は一衣帯水の隣国であり、友好的交流には悠久の歴史がある。現在、両国関係は新旧の問題が入り交じる複雑な状況に直面しているが、依然として実務的交流・協力の基盤は堅固であり、大きな将来性がある。双方は上の世代の政治家の優れた伝統を継承し、中日関係の初心を堅持し、平和・友好・協力という両国関係の正しい方向を維持すべきである。香川県は対中交流が緊密で、陝西省と良好な関係を保っており、双方は来年、友好関係締結30周年を迎える。これを機会に、香川県が対中交流・協力を一層強化し、中日関係の改善・発展の促進に積極的な役割を果たすことを希望する」と表明した。
池田知事は、「香川県は1500年前に弘法大師(空海)によって中国と縁を結んだ。現在ではスポーツや青少年などの分野で陝西省などと緊密に交流・協力している。香川県は美しい景観と豊かな物産を持ち、うどんが全国的に有名でもある。中国人観光客が香川県に観光旅行に来ることを歓迎する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年8月4日