中国語の考えにとらわれ日本語の助数詞を学習すると、しばしば「私は本当にこの動物を知っているのだろうか」と自分を疑わざるをえないだろう。中国語の動物に使用される「只」、「匹」、「頭」などの助数詞を、日本語にそのまま使用できないからだ。例えば中国語の場合、ネズミは「只」で数えるが、日本は「匹」だ。日本のネズミはこれほど大きいのか、と感じるのではないだろうか。日本語には他にも多くの、中国人にとって使い方が分かりにくい助数詞がある。
鉛筆、棒、酒瓶などの細長いものに対しては、「本」を使用する。中国語の「一本書」は、日本語では「一冊の本」になる。