中国の1980年代生まれの若者は、SNSで不満を漏らしている。「子供の頃は一人っ子政策のせいできょうだいがおらず、社会人になり結婚してからは両家の親を養わなければならない。さらに子供を2人も養うだなんて、考えただけでも恐ろしい」彼らは自分たちを、「悲惨な世代」と呼んでいる。
韓国・中央日報(電子版)は24日、「両家の親を養うだけで精一杯、中国人は2人目の出産を敬遠」と題した記事を掲載した。要約は下記の通り。
香港紙・明報によると、中国大陸部の13%の家庭が不妊の問題に苦しめられている。これに国民経済の圧力の拡大により、人々は2人目の出産に消極的で、出生率が低下している。
深セン市在住の1980年代生まれの女性、岳さんは「1人目が女の子ならば、結婚の資金を心配する必要はなく、もう1人を検討するかもしれない。1人目が男の子ならば、絶対に検討しない」と話す。岳さんは妊娠した当初、もう1人を検討していたが、今や考えが変わってしまった。