1970年以前生まれ、1970年代生まれ、1980年代生まれ、1990年代生まれの4種類で区別すると、健康に対する自己評価は段階式で下降している。特に1980年代生まれと1990年代生まれの若者は、職場や生活のストレスを抱えており、健康に対する自己評価は7点以下だった。
「ヘルスケア」という言葉はもはや中高齢者の専門語ではなくなった。むしろ1980年代生まれや1990年代生まれの間の流行語となっている。ただし、若者のヘルスケアには特別な名称がある。「パンク・ヘルスケア」だ。その特徴は「お肌のケアをしっかりやりながら、毎晩のように徹夜する」、つまり一方で殺しながら、一方で活かすやり方だ。ビールやコーラに漢方薬を入れて飲んだり、ディスコで踊るときにモモヒキを穿いたり、カイロを貼ったり。あるいは胃にやさしい物を摂取した後で暴飲暴食したり、魚や肉をたっぷり食べた後に気休めでサラダを頼んでみたりするやり方である。
90年代生まれは見た目、80年代生まれは感情、70年代生まれは睡眠
いくつかの調査データから、どうして人々が自分の健康状況に高い評価をしないのかが伺われる。96%が健康関連の悩みを抱えているが、具体的には上位から皮膚状態が良くない(特に1990年代生まれ)、焦りや抑うつ感(特に1980年代生まれ)、睡眠不足(特に1970年代生まれ)の順となっている。
睡眠の重要性について人々は9.5点を付けているが、自身の睡眠満足度は6.7点に過ぎなかった。若者の満足度が高齢者より低い。睡眠について、若者は高齢者以上に問題を抱えている。1990年代生まれの84%が睡眠の悩みを抱えている。1970年代生まれは76%となっている。全体の平均睡眠時間は7.2時間だった。1990年代生まれは7.4時間だが、1970年生まれが最も短く6.8時間だった。