非常に温かい気持ち
2月2日、火神山医院が完成し正式交付された。一部の作業員の建設任務は終わったが、感動はまだ続く。
山西省運城市出身の出稼ぎ労働者の宮達飛さんは家族の反対を押し切り、こっそり武漢までの列車の乗車券を買い、道を聞きヒッチハイクし、徒歩で建設現場まで来た。2月2日、彼は10日間の給料を受け取ったが、プロジェクト部門に「給料を感染者の治療に寄付したい」と申し出た。
2月6日午後、火神山医院の建設に参加した湖北省出身の駱名良さんは7500元で145箱の牛乳を購入し、第一線で闘う白衣の戦士らに贈った。
給料は駱名良さんが火神山医院の建設に参加し大変な思いをしながら得たお金である。彼は集中治療室の隔離板の設置、部屋を密封するシーリング打ちの作業を担当した。彼は毎日十数時間働き、トイレも走って行った。
2月6日、彼は7200元の給料と300元の車両手当を受け取り、自分で58元出して145箱の牛乳を7558元で購入した。
「みんな大変な思いをしているが、一番大変なのは白衣の戦士。彼らはプレッシャーと恐怖に耐えており、胸がしめつけられ感心する」と駱名良さんは話した。
駱名良さんも取材した多くの作業員と同様、素朴な言葉に非常に温かい気持ちがこもっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月12日