ニューヨーク州 ハンドジェルを1本も購入できず
米CNBCは10日、市場研究機関のニールセンによる最新データを報じた。それによると、米国の2月22−29日のハンドジェルの売上が313.4%増となった。ニューヨーク州では1本も買えないほどになった。
ニューヨーク州のクオモ州知事は今週月曜日、ハンドジェルの不足を解消するため州が自前で生産することを決定したと発表した。受刑者により生産される。「この水で流す必要のないハンドジェルには75%のアルコールが含まれる。各サイズを提供する。花の香りがする」受刑者は現在毎日10万ガロン(約37万9000リットル)のハンドジェルを生産できる。ニューヨーク州の政府部門、学校、輸送システム、刑務所などに無償提供できる。
クオモ州知事は記者会見でアマゾンなどのECサイトを名指しし、ハンドジェルなどの衛生用品の価格吊り上げを停止するよう警告した。アマゾンの1本4.5ドルのハンドジェルは現在50ドルに高騰している。現在までニューヨーク州では142人の感染が確認されている。情報によると、ニューヨーク州の受刑者の平均時給は0.65ドルで、このような仕事は「奴隷的な労働」と批判する声もある。
感染症を受け、米国各地で銃の買い占めが発生している。カリフォルニア州、ワシントンなどの華人は、感染症により外国人を恨む心理が生じることを懸念しており、万が一に備え銃を購入する人も少なくない。
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