8日北京市公安局公交総隊が発表したところによると、今後、可燃性危険物を携帯して公共交通に乗車した乗客が発見された場合、警察による拘留措置の対象となる。市民は地下鉄、バスなどの公共交通機関内で可燃物を携帯する乗客を発見した場合、電話番号64011327まで通報することにより、通報者には褒賞金が与えられる。「新京報」が伝えた。
現在、北京市の一部交通密集地域において、同市警察は警察犬、検問、検知器を活用した新たな安全検査システムを導入している。来月末には、本システムは市内の軌道交通全線に採用される。
公交総隊の統計によると、今年1月から先月にかけて、同隊が市内の一部交通密集地域にて押収した各種禁止物品は2千点ちかくに達し、うち可燃性危険物は6百点以上に上った。
公交総隊関連責任者によると、国外で発生した重大地下鉄火災事故の多くは、可燃性危険物の爆発によるものだという。北京市では今後、「治安管理 処罰法」に基づき、可燃性危険物携帯による公共交通乗車について、5日から15日間の治安拘留の対象となる。同市警察は今回の新規定に基づき厳格な取り締まりを実施、法により拘留、処罰などを行う。
「人民網日本語版」2008年5月9日
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