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23歳男子実習生、年収百万元の証券会社管理職に |
発信時間: 2008-09-23 | チャイナネット |
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▽実習後半年で会社に膨大な利益 範為氏は、「中国金融業界の目覚ましい発展は、多くの優秀な人材を惹きつけた。宏源(宏源証券投資銀行)に入ったのは、同社に在籍しているベストセラー「貨幣戦争」の作者・宋鴻兵氏のもとで働きたかったからだ」と語る。彼は今年1月、自らの努力と大学院指導教員の推薦を携え、同社の門を叩いた。同期で入った実習生の60%は北京大学と清華大学の学生だったという。 宏源本社に配属された范為氏は、得意とする金融モデルの設計を担当した。彼はわずか半年の間に、自主知的財産権を有する資産証券化CMOs標準モデル、金価格リンク債(Gold Linked-notes)標準モデル、交換可能債券標準モデルなどを独自で設計・開発し、同時に、数十編の研究報告を発表した。 これらのうち最も利益が上がったのは、中国黄金集団の設計を手伝った新型企業債・金価格リンク債だった。「当時、一般債券の年利率は6~7%だったが、私は年利率を約3.5%に抑えるようにモデルを設計し、5千万元以上の融資コストを直接節約した」と彼は振り返る。このモデル設計によって、彼は会社に膨大な利益をもたらし、自らも多額のボーナスを手にした。 範為氏は、「会社は我々若者を大変重視してくれる」と彼は強調する。実習開始後半年にして、23歳の彼は、50数名のうち最年少の主管となった。彼の部下4人は全員、博士または修士という。 |
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