台湾 大陸部中学・高校教科書を初めて導入

タグ: 台湾,教育

発信時間: 2010-03-15 16:35:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

旧暦のとら年の新学期開始に合わせ、湖南出版投資持株集団傘下の中南出版メディア集団湖南教育出版社支社が編集・出版した中学生向け数学教科書が台湾に導入され、現地の教員・生徒が購入し、参考書として使用されることになった。大陸部の中学・高校向け教科書が台湾に導入されるのは今回が初めて。

今回導入される数学教科書は、学士院の会員(アカデミー会員)、数学者などが共同執筆、北京大学、清華大学、中国科学技術大学の各教授、および有名中学・高校教員などから成る強力な著作チームが制作に携わり、内容は中学・高校で学習する数学知識が網羅される。湖南出版投資持株集団によると、大陸部で使用されている現行の基礎教育中学高校教科書が台湾に導入されるのは、両岸文化交流史上初めて。

湖南教育出版社が台湾九章出版社と締結した版権貿易契約によると、台湾九章出版社が、湖南教育出版社が編集・出版する「義務教育課程標準実験教科書---数学」(中1-中3向け計6冊)の中国語繁体字版の版権を購入、台湾で湖南省版中学生向け数学教材繁体字版を出版する。作品授権期間は10年。台湾九章出版社は同時に、湖南教育出版社が出版する「普通高校課程標準実験教科書---数学」(計22冊)300組を購入、台湾で販売する。

「人民網日本語版」2010年3月15日

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