建物の2階部分で抗議する男性
すでに取り壊しが始まっていた至華苑では18日午前、ヘルメットを被った男性が取り壊し中の建物の二階部分に上がり、建物の取り壊しに対して抗議を行った。
抗議の理由は、まだ引っ越しをしていない住民が危険な建物の中で不安な生活を送っており、業者の工事は違法だというもの。その後、この男性の抗議は建設局の実証を得られ、業者は取り壊し工事の停止を命じられた。
抗議した男性によると、ヘルメットを被って抗議したのは他人に顔を見られたくないためで、家族に迷惑が及ぶのを避けたかったからだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年3月19日