三亜海上軍事博物館、ロシア退役空母を接収予定

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発信時間: 2010-03-25 16:43:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

海南省三亜市の海上軍事博物館が24日午後、正式にオープンした。「中国新聞社」が伝えた。

開館記念式典は、退役軍艦「軍博978」の船上で開催された。1980年1月に黄浦造船所で建造された同軍艦は、海軍に接収、配備された。29年間現役で活動した後、今年1月13日に海口で退役、三亜市海上軍事博物館に引き渡された。

同博物館は、海南省で唯一の軍事専門博物館。省内の国防教育拠点であり、省の青少年愛国主義教育拠点ともなっており、省内の小・中・高生に無料開放されている。

同博物館の李文系館長によると、同博物館に最初に引き渡されるのは、4隻の退役軍艦という。「軍博978」は、この4隻の一つで、続いてミサイル護衛艦、ミサイル駆逐艦、潜水艦をそれぞれ1隻ずつ接収する予定。

李館長はまた、ロシアの退役した航空母艦を来年接取する計画だと明かし、この博物館を国内最大・世界一流の軍事博物館にする意気込みを示した。

同博物館の資料によると、中国には、青島市海軍博物館、深セン・ミンスク空母ワールド、珠海北瀝島軍事基地博物館、天津空母キエフ軍事博物館などの軍事関連博物館・テーマパークがある。

「人民網日本語版」2010年3月25日

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