世界金市場における需給バランスが崩れている中、世界トップの金生産国である中国の黄金生産量は、引き続き増加傾向を呈している。中国黄金集団公司の杜海清副総経理は、17日に天津で、中国の今年の国内生産量は320トンを上回る見通しだと明かした。新華社が伝えた。
中国の黄金生産量は2007年、南アフリカを追い越し世界一となった。金価格はその後3年間上昇を続け、それに伴い、中国の黄金生産量も増加の一途をたどり、世界最大の金産出国の座を保ち続けている。中国黄金協会の統計データによると、中国の2009年黄金生産量は、前年比11.34%増の314トンに達した。
「人民網日本語版」2010年11月18日