世界で最も工事の難しい鉄道といわれる宜万鉄道が23日、営業を開始した。
宜万鉄道は全長377キロ、投資総額225.7億元で、その前身は1909年に?天佑が指揮して建設された川漢鉄道で、宜昌から徐E帰まで20キロ余りを建設したところで工事が中止した。新中国の成立以降、何度もの調査測量を経て2003年に工事を再開。大部分の地域がカルスト地形で、溶岩などに覆われた世界で最も複雑な地質となっている。全線の橋梁、トンネルの総長は約278キロ、リスクの高い溶岩トンネルが34カ所あり、世界の鉄道でも唯一無二、中国の鉄道史上最も工事の難度が高く、キロ当たりの費用が高く、工事に費やした時間が最長の山地の鉄道となる。
「人民網日本語版」2010年12月21日