3月28日、貴州。ジャガイモやトウモロコシを昼食に持参できるだけでも贅沢だ。昼食を持ってきた子供は昼食のない友達に自分の昼食を分けてあげる。 |
引き続き「無料の給食」を
「お腹一杯ご飯を食べることができない子供がどうやって健康に成長できるというのか。子供たちの笑顔を見ると本当に心が痛む。」インターネット利用者のひと言が、後に「無料の給食」プロジェクトに参加した多くのボランティアの気持ちを物語っている。
より多くの山奥の学校で無料の給食を提供するために、ボランティアたちは募金活動を継続している。無料の給食の公式マイクロブログでは、オークションのための物品を寄付する人が跡を立たない。「政府が解決できないでいるうちは、どんなに大変でも私たちが子供たちへの給食を継続する。」トウ飛氏によると、無料の給食の対象となる学校数は今後も増加する見通しで、より多くの子供に提供してゆきたいとしている。
中国社会福利教育基金会は5月5日、「無料の昼食基金」の設立を決定、より多くの社会の愛の力を結集して貧困地区の児童に対する福祉事業を共に発展させることとした。
しかし民間の資金調達の方法で全てのこうした子供たちに無料の給食を提供するのはやはり困難が大きい。トウ飛氏は政府が「無料の給食」プロジェクトを引き継ぐことを希望している。(編集YH)
寄付用口座
中国光大銀行北京朝陽支行:3506 0188 0000 50322
口座名:中国社会福利教育基金会。「無料の給食」と注記のこと。
「人民網日本語版」2011年5月10日