中国で七夕の日に食べるものとして最も有名なのは「巧果」、またの名を「乞巧果子」と呼ばれるお菓子で、その種類も非常に豊富である。「巧果」の主な材料は油、小麦粉、シロップ。作り方は、まず砂糖を鍋に入れ火にかけ溶かしてシロップ状にする。それから小麦粉とゴマを混ぜてからテーブルの上に薄く伸ばす。冷めるのを待ち、包丁で長方形に切る。最後にそれをくるくると巻いてラグビーボールのような形にし、金色になるまで油で揚げる。手先が器用な場合は、星形など七夕にちなんだ形に仕上げてもいい。
「人民網日本語版」2011年7月7日