東日本大震災からまもなく1年が経つ。米放送局CNNとイギリス紙「ザ・サン」は2月27日、写真を公開し、日本の地震・津波の発生時と復興作業を始めて1年後の様子を比較し、日本の再建の成果を認めた。
CNNによると、写真から日本の再建が大きな成果を上げたことがわかる。震災後の1年間、大きな手で壊れた道路とパイプを直すように、すべての設備の修復が全力で行われた。工事中の場所だけが、人々に大震災に襲われたことを感じさせる。
イギリス紙「ザ・サン」も、震災からわずか1年で生活は落ち着きを取り戻したと評価した。道路が整備、再建され、瓦礫も取り除かれた。
日本の警察庁のデータによると、2011年3月11日に発生した東日本大震災による死者は1.5万人、行方不明者は3305人、経済損失は3000億ドルに上った。また、宮城、岩手、福島のなどの漁業はほぼ壊滅状態になり、回復には3~10年かかると予想されている。
復興機関によると、瓦礫の除去から心のケアまで、復興作業にはボランティアの大きなサポートがあった。また、日本の政策決定者も、地震や津波による危険性が高い地域をまとめて安全な地域に移すか、または補強工事をするかの話し合いを行っている。震災復興部門のスポークスマンは、「私たちが直面している難題はこれらの被災した地域をどのように元に戻すかで、土地所有権など多くの問題がある」と述べた。