しかし他の分野はより脆弱になっているように見える。アベノミクスの核心的目標の1つは、物価を安定させながらインフレを持続させることだ。この面での効果に対し馬場氏は「依然として非常にぼんやりしている」と述べる。労働者の収入向上や、企業の規制緩和に関しても同様だ。
日銀の黒田総裁は一貫して想定を低めにするべく全力を尽くしており、現在の日銀による金融緩和政策は十分だとの認識を堅持している。石油価格の下落がインフレを抑制しているが、物価や動労者収入は上向いているというのが同氏の考えだ。
「現在の政策、つまり質的、量的緩和政策は作用を及ぼし続けている。経済への影響は想定通りのところまで達している」と黒田氏は10月11日に行われたCNBCの取材に答えている。
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