黒田氏は、昨年にとった意外な行動の前に、似たような発言をして市場を間違った方向に導いたことがある。しかし今回は、彼のとった行動によって生じる制約はさらに多くなるだろう。日銀の刺激策はしばしば円安につながる。これは海外収益に頼る多国籍企業には有利である一方、日本の貿易パートナーを怒らせるだけでなく、日本の消費者や中小企業を怒らせることになる。後者の購買力は、円安によって弱まってしまうのだ。
安倍氏が率いる経済チームは通常、日銀の大胆な施策を支持する。しかし今回は意外にも慎重だ。麻生財務大臣は先日、NHKの取材に対し「日銀が直ちに更なる緩和政策を採るとは考えにくい」との見解を明らかにしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月28日
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