日本研究者:「4つの全面」実現のための「4つの提言」

日本研究者:「4つの全面」実現のための「4つの提言」。 集大成された「4つの全面」が実現されれば、中国は今後どのように変化し、また日本にはどのようなメリットがあるのだろうか?本稿では、「4つの全面」の実行にあたって、外国人研究者の立場から4つの提言を行いたい…

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発信時間: 2015-03-11 16:04:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

第四の「党員の厳しい統治」は、すべての改革を正しく実行していくための基本となるものであり、党員のモラル向上に毅然と取り組むことを意味する。我々外国人研究者からみれば、党統治の改革は腐敗の減少をもたらし、また政府機関の人事の透明化にもつながるので、これも大いに歓迎はしたい。しかし政治に関する改革で最も期待したいことは、国民の民意を如何に反映した政治を行えるかということである。第四の提言は『民意の政治への適切な反映』である。

現在の中国政府は、インターネットによる国民の声にかなり敏感になっている。そのためいわゆるネット世論が政治に与える影響は、近年ますます高まっていると言える。しかしそのことと、国民の世論が正しく政治に反映されていることはまた別の問題である。

現在の中国国民の民意は、人民代表などによる組織的な提言と、インターネットなどによる国民一人一人の提言で構成され、その間のシステムが存在しない。中国では今、「協商民主」と呼ばれる新しい民意反映の政治制度を進めようとしている。公民意識の高まった国民をどのように現在の政治システムに組み込んでいくか、世界各国も大いに注目していると思う。

 

本文は作者の個人的な観点であり、中国網日本語版とは関係ありません。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月11日

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