台湾海峡両岸の平和的発展は大局の赴くところ いかなる人も変えることはできない
温家宝総理は台湾東森テレビ記者の質問に答えた際、次のように述べた。
われわれは断固として「台湾の法理独立」などいかなる形の分裂活動にも反対する。われわれは、台湾分裂勢力の「台湾独立」のための様々な行動および彼らの分裂を図る企みを注意深く見守っている。われわれは、台湾が古くから中国領土の切り離すことのできない一部である歴史的事実と国際法上の地位を変えることを断固として許さない。
われわれは、台湾海峡両岸の平和的発展のテーマをしっかりととらえ、引き続き両岸関係の平和的発展にプラスとなるさまざまな政策や措置を実施する。われわれは、台湾の業者や台湾同胞の大陸部での就学、旅行などの面における合法的な利益を保護する。
現在、大陸側で経営を行っている台湾の業者はますます増えており、昨年の双方間の貿易額はすでに1000億ドルに達し、そのうち台湾の大陸側への輸出額は800億ドルに上るものとなった。
われわれは、両岸間の全面的で、直接の双方向の「三通(通信、通航、通商)」を積極的に推進している。まずは、週末の両岸間旅客輸送チャーター便運行の恒常化問題、両岸間の貨物輸送チャーター便の利便化問題を解決する必要がある。「大陸の同胞は台湾当局の大陸同胞の台湾への観光の解禁を早くから期待しており、この願いの早期実現を望んでいる」。
台湾海峡両岸の平和的発展は大勢の赴くところであり、いかなる人もこれを変えることはできない。
|