社会主義の民主はとどのつまり、人民を主人公とすること
フランスの『ザ・ワールド』記者の質問に答えた際、「民主制度はその他の真理と同じように、実践の試練に耐えなければならない。いかなる地域と国の民主制度の状況、優劣も実践を基準として評価しなければならない。社会主義の民主はとどのつまり、人々を主人公とすることである。人民の民主選挙、民主的政策決定、民主管理、民主監督などの権利を保障し、人々が政府を監督し、批判する条件を生かし、平等、公正、自由の環境ですべての人々に全面的発展のチャンスを与え、人々の創造の情熱と独立思考の能力を十分に生かすものである」と語った。
温家宝総理はまた、「社会主義の民主は法制から背離することではない。民主、法制、自由、人権、平等、博愛は資本主義の特有のものではなく、世界の悠久な歴史の中で形成された文明の成果であり、人類全体が共に追求する価値観でもある。世界には2000余りの民族があり、200余の国や地域がある。これらの民族と国の社会や歴史の発展は異なっており、発展のレベルもまちまちである。民主の形と道も互いに異なっている。文化の多様性は人々の意志によって決定されるものではない。社会主義の政治の建設と民主の建設が含まれる中国の社会主義の建設は、経験がまだ足りない。われわれは開放政策を実施し、世界のすべての先進的な文明の成果を学び、中国の実情に基づき、中国の民主の道を歩むことを目指している」と語った。
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