朝鮮中央通信によると、朝鮮アジア太平洋平和委員会は14日、韓国統一省あてに、金剛山観光と開城観光の再開に向けた北南事務協議の開催を提案する通知文を送った。
通知文は「金剛山・開城観光が1年半も中断していることは非常に遺憾なことだ」として、観光再開に向けた協議を26、27の両日に金剛山で開くことを提案している。
金剛山観光は朝鮮アジア太平洋平和委員会と韓国現代グループが1998年11月に始めた共同経営事業。2008年7月に韓国人観光客が観光区付近の軍事立ち入り禁止区域で朝鮮兵に射殺されたことを受け、事業は中断。同年12月1日には、朝韓関係の緊張から、もう1つの協力事業である開城観光も中断された。
「人民網日本語版」2010年1月15日