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政府活動報告に「ネット問政」が盛り込まれる
発信時間: 2010-02-02 | チャイナネット

「ネット民意が初めて湖南省政府活動報告に盛り込まれる」「ネット問政が初めて安徽省政府活動報告に盛り込まれる」----。最近のポータルサイトをいくつか見ると、これらと似たニュースがトップぺージの目立つ場所に掲載されている。サイト運営者が、こうしたニュースをネットの世界にとって重要な出来事と受け止めていることは明らかだ。これを受けたネット上の書き込みもプラス評価が大部分だ。

この事は確かに肯定に値する。過去数年間の政府とネットの関係を振り返ると、たゆまぬ調整を経た後、「ネットによる監督の下で仕事をする」ことを共通認識とする地方政府が次第に増えてきている。ネット民意によって業務上の問題を発見し、さらにこれを改善する地方政府も次第に増えてきている。「ネット問政(政府・行政へのオンライン質問・意見)」「ネット民意」が政府活動報告に盛り込まれるのも、この自然な流れだ。

簡単に言えば、政府とネットの関係は、「受動」的なものから「インタラクティブ」なものへの成熟過程にある。これはもちろん喜ばしい進歩だ。特にここ1潤オ2年、ネットで汚職を暴かれた官僚達が迅速に逮捕され、ネットの持つ監督作用の大きさが明らかになったことで、「ネット問政」への人々の自信は大幅に高まった。「今やネットも凄いものだ」との周久耕の言葉に、今なおネットユーザーは満足を覚える。

だが「ネット問政」「ネット民意」が政府活動報告に盛り込まれることで、これは「インタラクティブ」なものから「能動」的なものへとさらに変化し得る。たとえば、これもネットによる汚職告発を例に挙げると、これは多くのネットユーザーが賛成するものではあるが、一方で「ネットがなかったら、周久耕達はたぶん今も平然とポストに居座っているだろう。実はこの事は、経常的、制度的な監督システムにさらに高い要求を突きつけている。汚職官僚を1人暴露して、1人捕まえるのはもちろん喜ぶべきことだが、もしネットで暴露される前に問題を発見できたら、もっと能動的なのではないか?」と指摘するネットユーザーもいる。

もちろん「ネット問政」は汚職告発だけを指すのではなく、もっと多岐にわたるものだ。「ネット問政」「ネット民意」が政府活動報告に盛り込まれたことは、調和ある「政府とネットの関係」の新たな始まりと考えて良いのかも知れない。「新たな始まり」である以上、ネットユーザーからは「誰が質問するのか?どのように質問するのか?どうやってネットユーザーの声がむだにならないようにするのか?」との声が上がるだろう。ネットユーザーの期待に応えるため、地方政府はより具体的で、確かな措置を講じるものと信じている。

「人民網日本語版」2010年2月2日

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