▽医療問題
あらゆる人が注目--医療保険の給付水準の向上と無料定期診断の実施
低所得の青年・中年のうち、どの年齢層からも注目されているのが医療問題だ。医療保険の給付水準の向上や、医療に対する公共投資の増加、基本医療の保障を望んでいる。大病を患ったが、治療するお金がなく、一家が不幸になるというような悲劇の防止を強く求めている。全国無料の定期診断を実施し、早期発見、早期治療を実現することを提案する声もあった。ネットユーザーのコメントは以下の通り。
くすり代と検査費に対して、医療保険の給付水準が低すぎる。治療に1年2万元(日本円で約26万円)かかる。保険で清算できるのは8千元(約10万4千円)足らず。毎年、多くの保険料を払っているのに、この比率は低すぎる。もし大病にかかったら、どうしろと言うのだ。大病のことを考えると、医療保険は余りにも頼りない。自分の周りでも、医療費が払えないために悲劇を迎えたという話をたくさん聞いているので、大病を本当に心配している。
医療改革は全国無料の定期診断から始めるべき。それでこそ、病気を予防することができる。依然として、大部分の人が経済的理由のため、治療を受けられない状況にある。これは医療改革の趣旨に合致するものではないし、政府が望む結果でもない。
「人民網日本語版」2010年3月14日