鳩山首相辞任 米国は完全な勝者でない

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発信時間: 2010-06-02 16:56:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

高洪副所長

  鳩山由紀夫首相は2日、辞任する意向を示し、それと同時に、民主党の小沢一郎幹事長にも辞職を求めた。これについて、中国社会科学院日本研究所の高洪副所長がインタビューに応じ、次のように述べた。

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日本の政界に重量級の爆弾が投下された

首相と幹事長の同時辞職が及ぼす影響は、日本の政界に重量級の爆弾が投下されたようなもので、国の全体的な運営状況にも関わってくる。その影響力は毎年首相が辞職していた時期より大きい。

日本国民は民主党に大きな期待を寄せ、自民党の構造を変えることができると考えていた。日本の政局が安定した自民・民主両党が交互に政権を取る時代に入ったと考える人もいた。しかしこの8カ月で、鳩山首相は政治においてそれらしい功績を残すことはできず、政治家と官僚の関係をさらに「非正常的」な状態にしただけだ。

自民党時代、首相、内閣、政党体系の政治運営はどれも絶えず変化し続けていたが、公務員体系は比較的安定し、日本の国家機関の運営は正常だった。そのため、首相が頻繁に変わっても日本国民の政治的生活が直接影響を受けることはなかった。

しかし現在の状況は異なる。民主党は新政権で、公務員との関係を絶えず調整している。その民主党がころころと党首を変え続ければ、日本の政治はめちゃくちゃになるだろう。

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