鳩山首相辞任 米国は完全な勝者でない

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発信時間: 2010-06-02 16:56:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

米国は完全な勝者でない

直接的な原因は米軍基地の移設問題である。鳩山首相は普天間問題で迷走し、米国は普天間問題を自民党の現行案に戻すことに成功し、これにより次の民主党の党首、さらには以後の政治家に「日本は米国との関係を簡単に揺り動かすことはまだできない」という警告を与えた。東アジアの国際情勢も日本が米国を離れることを許さず、日米同盟は日本にとって安全保障であり、米国のこの地域における存在、特に日本への影響力を甘く見ることはできない。この点で日米関係に烙印を深々と押しつけることになる。

しかし普天間問題で、米国は完全な勝者ではない。日本の首相が米国の外交戦略に負けたため、日本の政権は変わり、日本の国民と政界になんらかの心理的な傷を負わせることになる。つまり、未だに米国の抑制を受けていると感じることで、深い反米感情が生まれる。

民主党は対米関係において失敗に終わったが、今回の調整が無意味だったというわけではない。日本は戦後初めて米国に対して「ノー」と言い、立ち向かう姿勢を示し、成功はしなかったが、口火を切ることができた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月2日

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