国力をもって警告・反撃してこそ米国に尊重される

国力をもって警告・反撃してこそ米国に尊重される。 米国は今回、黄海で軍事演習を連続して10回行い、また南中国海をめぐる問題に介入するとも宣言しており、卑近の角度から見れば、中国を直接威嚇するとともに、米日韓とオーストラリア、インド、ASEANで構成する「アジアのNATO」の設立を試みようとしている…

タグ: 黄海 軍事演習 南中国海 中国軍 北太平洋条約機構

発信時間: 2010-08-08 10:44:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は米国の敵側を理由に米国の安全を威嚇したことはない。米国にも勝手気ままに幾度も中国の安全を害するいかなる権利もない。敢えて中国を威嚇しようとする勢力や集団に対しては、国力をもって警告、反撃すべきである。中国が責任を担う大国になるには、まず自らの尊厳が必要だ。

もちろん、最低ラインを引くことは必ずしも直接的な宣言を意味せず、実際行動をもって暗示することもできる。当時、新中国は義を見て引けずとの立場から、周辺国の反米戦争を支持し、米国に中国が容認する最低ラインを知らしめたことで冷戦時代、双方の対決は避けられた。

仮に米国がグローバル戦略の重点を調整すれば、中国も米国を見直すべきだ。中国は平和を愛する国であり、同時に自らの国の利益を擁護する姿勢が最も確固とした国でもある。外交というビロードのグローブには、実力を備えた鉄の手のひらが隠されていなければならない。こうしたやり方は対立を直接もたらすかに見えても、実はむしろ衝突を避けるための最も簡便なやり方なのである。米国はこうした相手を尊重するからだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月8日

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