7月26日付の『環球時報』によると、朝鮮は前例にない核報復を警告したが、米韓は25日、34年で最大規模となる共同軍事演習を予定通り朝鮮半島の東部海域(日本海)で開始した。巨大な空中・海上戦闘行動により、不安定な朝鮮半島の情勢はさらに緊迫化した。中国は米空母の黄海への進入を防ぐための境界線を引いたと見られている。ある軍事専門家は25日、演習が次の段階に入るに伴い、中米のこの地域での争いが徐々に始まると述べた。
韓国の聯合通信は、米韓聯合司令部の話として、25日7時に米原子力空母「ジョージ・ワシントン」は韓国南部の釜山港を離れ東部海域での演習に向かい、米韓共同軍事演習が正式に開始したことを伝えた。米韓の陸・海・空軍の軍人800人あまり、軍艦20隻、戦闘機200機が4日間の米韓共同演習「不屈の意志」に参加する。聯合通信によると、演習に参加する戦闘機「F-22ラプター」は離陸から30分内に朝鮮の寧辺核施設を攻撃でき、1時間内に朝鮮全域で任務を執行できる。米空母「ジョージ・ワシントン」の艦載機の攻撃半径は1000キロメートルに達するという。